乗鞍高原温泉を後にしまして、宿泊地にやってきました。今宵宿泊するのはさわんど温泉、上高地ホテルです。こちらのホテルからは上高地方面バスの停留所が近く、上高地へ行く宿泊客はそのまま車を置いて行ってもいいルールになっているので去年に続いて今年も利用させていただいております。
先程も温泉に入った気がしますが、チェックインが済んだので温泉に入ります。こちらは白骨温泉からそれほど離れていませんが硫黄泉ではなく単純泉です。温泉の温度はそこそこ高めで芯まであったまる感じ。寒い時期に入るとより良い温泉だと思います。夕食時間をずらしたおかげで温泉を独泉して入る事ができました。これこそ贅沢…。
さて、夕食いただきましょう。地場産のお肉にお魚お野菜、至れり尽くせりですね。生中と一緒に堪能して幸せな気分になりましたw
あけまして翌日でございます。シンプルながら旨味の詰まった朝食でございます。ご飯とお味噌汁おかわりしてチェックアウト、いざ上高地へ。
沢渡岩見平バス停から乗車です。平日なのでさすがに有料駐車場、車が少ないです。きっと上高地も人少なめで歩きやすいんだろうなぁと思っておりました。
上高地の大正池で降りました。…平日の割には結構人が多いですね…。アジア系の団体客が多い影響もあるかもしれません。それはそれとして、穂高連峰が美しいですね!この景色見ただけで目的半分は達成してしまった感はありますねw
岐阜県川に目を向けると焼岳が鎮座しております。ずっと火山活動が続いている山なので頂上からは少し煙が見えましたね。目の前の大正池も焼岳の火山活動でできた池のようなので上高地とは切っても切り離せない山です。
半分くらいまで歩いた所にある田代湿原です。透明度が高くて奥まで池が広がっていて気持ちのいい場所です。田代池ともいうようですが、水深がそれほど無くて流れがあって池というより幅の広い川っぽい雰囲気はあります。
田代橋、穂高橋を越えると梓川の河原が広がるエリアに出てきます。そんな川の対岸に見えるのが霞沢岳です。長野県側の安曇地域にそびえる山です。全体的フォルムが壁のように雄大でカッコいい山です。いつか登山してみたいものです。
上高地には観光用でもあり穂高連峰を目指す登山者向けのホテルが数棟建っております。以前は素朴な佇まいのホテルが多かったのですが、最近はおしゃれさが増して観光客色が強くなってきているのかな、といった感じがしました。そんなホテルに一度でも宿泊して夜の上高地の夜空なんぞ見てみたいなと思う私です。
ウエストン碑付近を歩いていると…山の方からサルが!人目を木にせず堂々と走り抜けくつろいでおりました。以前来た時もだいぶ人慣れしたサルが多いなと思ってましたが、数年経って更に進んだような。あまり人慣れが進むと色々と人間との関係が崩れるので程々の距離で付き合いたいものです。
上高地というと高原らしく外界では見られない動植物が多く生息するのが魅力的ですね。昆虫の方はサカハチチョウ、植物の方はオオヤマフスマです。どちらも山地でしか見られない生き物です。大事にしていきたいですね。
河童橋まで来ました。ここはバスターミナルがあるので乗降が多く観光客が多いです。河童橋と穂高連峰、定番な並びですが上高地らしい風景だなと感じます。このままバスに乗って上高地から離れます。良い大自然を見せてくれてありがとう、上高地。
上高地から下りた後は白骨温泉公共野天風呂でひと風呂浴びてきます。相変わらずのきれいな白い白濁の硫黄泉。雨上がりで水かさ増し気味の迫力のある川近くの露天風呂は乗鞍高原温泉とはまた違った大自然を近くで感じられる温泉です。待合室に白骨温泉の温泉むすめ、白骨朋依さんがいらっしゃいました。初めまして。
途中の道の駅で信州そばの上に山賊焼きが乗っているという信州名物をメガミックスしたようなメニューがあったので注文して食べてみました。山賊焼きは汁を吸っている影響かいつもの山賊焼きよりなんとなくジューシーさを感じました。そばの方は信州そばだけあって安定の旨さでした。ごちそうさまでした。
帰る前に安曇野市でツルヤに立ち寄ります。ここ、ツルヤ穂高店は最近開店した店舗のようで、通路に余裕があって品揃えも豊富で買い物のしやすい店舗でした。ツルヤのオリジナル商品は長野県のものを使って美味しいものが多いので毎度何かしら買って帰ります。よいお土産になるのでおすすめですよ。
さて、3日間ほど滞在した長野県、そろそろ去る時がきたようです。ありがとう長野県、また来るぞ!3時間半かけて栃木県へ帰ります。
帰宅して夕食でツルヤで買ってきた食材と長野県東御市のビール、オラホビールの雷電をいただきました。楽しかった長野時間も終わり明日から通常通り…頑張ろう…。
コメント