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【ネタバレあり】すずめの戸締まり観てきました。

映画

おはようございます。本日はMOVIX宇都宮にてすずめの戸締まり観てきました。到着は8時過ぎ。現状アバターの新作が3スクリーン使って上映しているので観られる時間が結構限られておりましたwあ、自分の停めた隣に新型クラウンのクロスオーバーが停まってました。デカいし今までのクラウンとは異彩を放ってますねぇ。


ということで鑑賞した感想としてはファンタジーと現実の融合具合の上手さが新海誠監督上手いなぁといった感じでしょうか。今回の作品、可視化された地震のメカニズムであるミミズを封印ために途中で人情味のある出会いで人間的に成長しつつ南海トラフ巨大地震想定地、阪神大震災発生地を北上していって主人公岩戸鈴芽の故郷、東日本大震災の発生地で封印を目指すロードムービーになっています。正直被災地で巨大津波を連想されるシーンは映像を見た事があるだけでも何か苦しい気持ちになる感じになり被災された方が観るにはちょっと考えてしまうかもしれませんが、下手なドキュメンタリー映像よりも構成にこの災害を経験していない世代にも語り継ぐという監督の信念通り良質な映画であることは感じました。君の名は。や天気の子だとヒロインが何かしら悲運に会う描写はありますが、今回は鈴芽と出会う青年草太が鈴芽の幼い頃母親からプレゼントされた椅子に封印されて一度要石として封印されるものの、最後は復活しますが、今まで要石として封印されていた猫の姿のダイジンが封印を解かれて自由を手に入れたにもかかわらず再び要石に戻り封印されてしまう辺り悲運ではあるのかな…と思う次第です。


写真は入場者特典の小説。主人公鈴芽の叔母で育ての親の環を主人公とした小説です。鈴芽と環の関係性、環の境遇の苦しさ、小説と合わせて色々考えさせられますね…。特に後半の自分の幸せを探すも子持ちでなかなか結婚まで至らない辺りの辛さを吐露する場面はなかなかにリアルな感じを受けました。それと、草太の友人の朋也が暗くなりがちな状況を上手く明るく盛り上げてくれる良いキャラだったのも印象に残りました。道中懐メロをずっとかけていたりの気遣いがまた心憎い。曲をかける媒体がSpotifyなのが今どきらしいですw


現実の風景をベースとした映像は相変わらず美しく、聖地巡礼をしたくなりますねー。RADWIMPSの音楽も相変わらずマッチしてますし。声優陣も豪華なんですけど、特に驚いたのがどちらかというと脇役に近いポジションで大河ドラマでメインを張っていた染谷将太さんが登場していた所ですかね…。新海誠監督の映画の価値がそれだけ高いって事なんでしょうねぇ。とりあえず、色々考える事が多かったこの映画、また機会を作って観に行こうかなと考えております。


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